【初心者向け】自分でできるSEO対策5ステップ|無料でできる基本施策を解説
ホームページを作ったものの、「せっかく作ったのに、検索しても自分のサイトが出てこない」「SEO対策をしたいけれど、専門業者に依頼するほどの予算はない」と悩んでいませんか?
実は、SEO対策には専門的な知識が必要なものばかりではありません。
無料・低コストで使えるツールなどを活用すれば、専門的な知識がなくても自分でできるSEO対策は数多くあります。
たとえば、キーワードの選び方や記事の書き方、タイトル・見出しの見直し、内部リンクの設定なども、自分で取り組めるSEO対策のひとつです。
初めてホームページを作った人や、できるだけコストをかけずに検索からのアクセスを増やしたい人は、まず自分でできる基本的なSEO対策から始めるのがおすすめです。
SEO対策は、一度設定して終わりではありません。
日々サイトを育てながら、検索順位やアクセス状況を確認し、少しずつ改善していくことが大切です。
この記事では、SEO初心者でも今日から取り組める「自分でできるSEO対策」を12個に分けて、具体的なやり方やポイント、便利なツールまでわかりやすく解説します。
できるだけ費用をかけずにホームページを育てたい方は、ぜひできるところから実践してみてください。
SEO対策とは?

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」といいます。
簡単にいうと、Googleなどの検索エンジンで、自分のホームページを見つけてもらいやすくするための取り組みのことです。
たとえば、あなたが美容室を経営しているとします。
ホームページを作って公開をしてもすぐに、「大阪 美容室」「○○市 美容室」「髪質改善 ○○市」などと検索した人に、自分のホームページが表示されるわけではありません。
検索した人にホームページを見つけてもらい、実際に美容室へ来てもらうためには、検索する人がどんな情報を求めているのかを考え、そのニーズに答えるページを作ることが大切です。
具体的には、ページのタイトルや見出しをわかりやすくしたり、関連するページ同士をリンクでつないだり、スマートフォンでも見やすいサイトにしたりすることもSEO対策に含まれます。
このように、SEO対策は検索順位を上げるためだけのテクニックではなく、検索する人にとって役立つホームページを作り、必要な人に見つけてもらうための取り組みと考えるとわかりやすいでしょう。
SEO対策は大きく3種類
SEO対策にはさまざまな方法がありますが、大きく分けると「コンテンツSEO」「内部SEO」「外部SEO」の3つがあります。
コンテンツSEOは、検索する人が知りたい情報を考え、要望に応えられる記事やページを作る対策です。
内部SEOは、ホームページの構造やタイトル、見出し、内部リンクなどを整え、検索エンジンにもユーザーにもわかりやすく伝えるための対策です。
外部SEOは、他のWebサイトやSNSなどから自分のホームページを紹介してもらうなど、自分のサイト以外の外部からの評価や信頼性を高めるための取り組みです。
コンテンツSEOとは?|ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作る
コンテンツSEOとは、検索する人が知りたい情報や悩みを解決できる、ユーザーのニーズを満たすコンテンツをつくることで検索画面からのアクセスを増やしていくSEO対策です。
具体的に説明すると、美容室の開業したとした場合、見込み客が検索しそうなキーワードは「大阪 美容室」「髪質改善 ○○市」「白髪染め おすすめ」などがあるとします。
これらのキーワードに合ったページや記事を作ります。
「髪質改善 ○○市」であれば、○○市にどのような美容院があり、髪質改善にはどのようなメニューがあるのか?
ユーザーの口コミなどが知りたい情報となるでしょう。
ただ単純にキーワードをページに入れるだけではなく、検索した人が「知りたかった情報が見つかった!」と疑問を解決したと思える内容にすることが大切です。
ではどうやってその検索した人が知りたかった情報を知ることができるのでしょうか?
それは、検索結果の上位に表示されている内容がヒントになります。
googleなどの検索エンジンは独自のアルゴリズムで滞在時間が長い、良くクリックされるコンテンツにニーズがあるとおもわれるためそのようなコンテンツを上位表示しているためです。
内部SEO|検索エンジンと訪問者の両方にサイトの内容をわかりやすく伝える
内部SEOとは、ホームページの中身や構造を整理し、検索エンジンと訪問者の両方にサイトの内容をわかりやすく伝えるためのSEO対策です。
たとえば、ページのタイトルや見出しにページの内容やキーワードを適切に設定したり、関連するページ同士を内部リンクでつないだり、スマートフォンやパソコンなど、さまざまなデバイスで見やすいページにしたりすることなどが含まれます。
せっかく役立つ記事を作っても、サイトの構造がわかりにくかったり、重要なページが見つけにくかったり、スマートフォンで見ると表示が崩れていたりすると、ユーザーにとって使いにくいホームページになってしまいます。
また、検索エンジンにとっても、ページ同士の関係や、それぞれのページが何について書かれているのかがわかりにくい状態では、サイトの内容を正しく理解してもらいにくくなります。
そこで、タイトルや見出し、内部リンク、サイト構造、スマートフォンでの表示などを整理し、ユーザーが目的の情報へスムーズにたどり着けるホームページにすることが内部SEOです。
内部SEOには、専門的な知識が必要なものもありますが、タイトルや見出しの見直し、内部リンクの設定など、自分でできる対策もたくさんあります。
外部SEO|外部からサイトの認知度や信頼性を高めていく
外部SEOとは、自分のホームページの外側から、サイトの認知度や信頼性を高めていくためのSEO対策です。
代表的なものとして、他のWebサイトから自分のホームページを紹介してもらう「被リンク」や、SNSなどを通じてホームページの情報を広める活動があります。
たとえば、地域の情報サイトや業界団体のサイト、取引先などのコーポレートサイトから自社ホームページを紹介してもらうことで、ホームページの存在をより多くの人に知ってもらえる可能性があります。
特に、実際に取引や交流のある企業から紹介してもらえるのであれば、自然な形で被リンクを獲得できます。
ただし、検索順位を上げることだけを目的に、不自然な被リンクを大量に作るような方法はおすすめできません。
リンクを購入したり、関係のないサイトから大量にリンクを集めたりするのではなく、実際の取引先や業界団体、地域の情報サイトなど、自分のビジネスと関係のあるサイトから自然に紹介してもらうことを意識しましょう。
また、被リンクは「どのサイトからリンクされているか」だけでなく、リンク元のページと自分のホームページにどのような関連性があるのかも考えることが大切です。
たとえば、税理士事務所のホームページを運営している場合を考えてみましょう。
知り合いの飲食店からリンクをしてもらうケースと、実際に業務上のつながりがある税理士法人や会計関連の企業からリンクをしてもらうケースでは、どちらが自然なリンクに見えるでしょうか?
もちろん、Googleが「税理士法人からのリンクなら○点高く評価する」といった具体的な基準を公開しているわけではありません。
しかし、自分のサイトと関連性の高いサイトから、自然な理由で紹介されているリンクは、そのサイトやページとの関係性を伝えるうえでも自然です。
そのため、被リンクを増やすことだけを目的にするのではなく、「このサイトなら紹介する価値がある」と思ってもらえる情報を発信し、実際の取引先や業界、地域とのつながりの中で自然に紹介されることを目指しましょう。
STEP1:見込み客が検索するキーワードを知る
SEO対策を始めるとき、まず考えたいのが「見込み客は、どんな言葉で検索するのか?」です。
たとえば美容室を経営している場合、
- ○○市 美容室
- ○○市 髪質改善
- ○○市 白髪染め
- ○○市 縮毛矯正
- ○○市 メンズカット
など、自分のサービスや地域に関連するキーワードが考えられます。
まずは、自分の商品やサービスを探している人がどのような言葉で検索するのか、思いつくキーワードを書き出してみましょう。
ただし、自分が思いついたキーワードだけで決めてしまうのではなく、競合サイトがどのようなキーワードを意識してホームページを作っているのかも調べてみることが大切です。
競合サイトがどんなキーワードを使っているか調べる
自分が狙いたいキーワードをGoogleで検索し、検索結果に表示される競合サイトを確認してみましょう。
たとえば「○○市 髪質改善」と検索した場合、上位に表示されている美容室のホームページの表示されているページを見て、
- ページのタイトルにどんな言葉を使っているのか
- どのようなサービスを紹介しているのか
- どのような見出しで書いているのか
- どんな悩みを解決するページを作っているのか
などを確認します。
競合サイトを調べることで、自分では思いつかなかったキーワードや、集客につながるキーワードを知るヒントが見つかることがあります。
また、この競合が表示されているキーワード調査には「ラッコキーワード」のような便利なツールもあります。
関連するキーワードを調べたり、競合サイトのキーワードを確認したりできるため、キーワードを考える際の参考として活用してみるとよいでしょう。
ただし、競合サイトのキーワードや記事をそのまま真似するのではありません。
競合がどのようなキーワードや情報で集客しているのかを参考にしながら、自分のサービスに合ったキーワードを見つけることが大切です。
キーワードを考えるときは、
「自分で思いつく」→「Googleで検索する」→「競合サイトを調べる」→「必要に応じてツールで確認する」
という流れで進めると、キーワードの候補を見つけやすくなります。
参考:ラッコキーワード
STEP2:キーワードに合わせて記事を書く
キーワードが決まったら、次はそのキーワードで検索する人に向けて記事やページを作ります。
ここで大切なのは、キーワードをたくさん入れた記事を書くことではありません。
「そのキーワードで検索する人は、何を知りたいのか?」を考え、その疑問や悩みを解決できる内容を作ることが重要です。
検索する人が知りたい情報を考えよう
たとえば「○○市 髪質改善」であれば、
- 髪質改善とは何か
- どんな髪の悩みに向いているのか
- どんな施術をするのか
- 料金はいくらなのか
- 施術時間はどのくらいなのか
- どんな美容室を選べばよいのか
- 実際の施術例はあるのか
などが考えられます。
このように、検索キーワードから「検索する人が知りたいこと」を想像して、必要な情報を記事にしていきます。
検索結果の上位ページを参考にする
また、キーワードの選定と同じように、想像だけではなく、狙っているキーワードで実際に検索して、検索結果の上位に表示されているページを確認してみましょう。
どのような内容が書かれているのかを見ることで、そのキーワードで検索する人が求めている情報を考えるヒントになります。
ただし、ここでよくやってしまうNGの方法があります。
それは、上位ページの文章をそのままコピーすること。
コピーされたコンテンツはgoogleからスパムとして認識されてしまうこともあるので、絶対にやめましょう。
重要なポイントは、上位ページを参考にしながら、自分の経験や知識、実際の事例などを加えて、自分のサイトだからこそ提供できる情報にすることが大切です。
一般的な情報だけでなく、実際にサービスを提供しているからこそ書ける情報を積極的に入れてみましょう。
STEP3:記事を公開する|公開前に内部SEOを確認
記事が完成したら、ホームページに公開します。
ただし、文章を書いて公開するだけではなく、公開前にタイトルや見出し、画像などを確認しておくことも大切です。
ここでは、先ほど説明した「内部SEO」を実際のページ作成に取り入れていきます。
ページのタイトルを設定する
タイトルは、検索する人がページの内容を判断する重要な部分です。
狙っているキーワードを自然に含めながら「このページには何が書いてあるのか」がわかるタイトルを付けましょう。
ここでも競合サイトを参考にするとよいでしょう。
メタディスクリプションも設定する
メタディスクリプションは、検索結果でページの内容を説明するための文章です。
検索した人が「自分が知りたい情報がありそう」とついクリックしてしまうということがポイントです。
記事を公開するときは、タイトルやディスクリプションを設定して、多くの競合サイトが並ぶ検索画面上で「検索エンジンにわかりやすく」かつ、「実際に読む人にとってついクリックしたくなるか」を意識することが大切です。
見出しを整理する
見出しを使って記事を整理すると、ユーザーが内容を理解しやすくなります。
「髪質改善とは」「髪質改善の料金」「髪質改善がおすすめの人」など、見出しを飛ばし読みしただけでも記事の内容がわかるようにしましょう。
画像のサイズも確認する
よくあるNG例として、画像サイズがスマートフォンで読み込めないほどのサイズになっている場合があります。
撮影した写真をそのままアップすると、サイズが重いこともありますので、縦横サイズと画質に注意しましょう。
スマートフォンで表示を確認する
記事を公開したら、パソコンだけでなくスマートフォンでも実際にページを確認します。
文字が小さすぎないか、画像がはみ出していないか、ボタンが押しやすいかなど、ユーザーの立場になってチェックしましょう。
STEP4:関連するページに内部リンクを貼る
記事を公開したら、次に確認したいのが内部リンクです。
内部リンクとは、自分のホームページ内にある別のページへ移動できるリンクのことです。
たとえば美容室の場合、
- 「髪質改善とは?」
- ↓
- 「髪質改善メニュー」
- ↓
- 「料金表」
- ↓
- 「予約ページ」
というように、関連するページをつなぐことができます。
「次に知りたい情報」へリンクをする
内部リンクを設置するときは、SEO対策だけを目的にするのではなく、「このページを読んだ人は、次に何を知りたいだろう?」と考えてみましょう。
たとえば、「髪質改善とは?」という記事を読んだ人なら、次に「実際の料金」や「施術メニュー」を知りたいかもしれません。
その場合は、記事の中から料金ページやメニューページへリンクを設置します。
このようにページ同士をつなぐことで、ユーザーが必要な情報を見つけやすくなります。
また、検索エンジンがホームページ内のページを発見し、それぞれのページの関係性を理解するためにも内部リンクは役立ちます。
STEP5:SEOの効果を確認して改善する
最後のステップは、公開した記事をそのままにせず、検索状況を確認して改善することです。
SEO対策は、記事を公開したら終わりではありません。
実際にどのようなキーワードで検索されているのか、どのページが何位に表示されているのかなどを確認し、必要に応じて記事の内容を改善していきます。
Google Search Console(サーチコンソール)を活用する
SEOの効果を確認するために、ぜひ登録しておきたいのが「Google Search Console」です。
Google Search Consoleは、Google検索における自分のホームページの状況を確認できる無料のツールです。
参考:Google Search Console(サーチコンソール)
たとえば、
- どんなキーワードでの流入があるのか?(クリック数)
- 検索結果に何回表示されたか?(インプレッション数)
- どのページが検索結果に表示されているか
- 何位で表示されているか?
などを確認できます。
どんなキーワードでの流入があるのか?を確認する
Search Consoleを確認すると、最初に狙っていたキーワードとは違うキーワードから検索されていることがあります。
たとえば、「○○市 美容室」を狙って記事を書いたところ、
「○○市 髪質改善 おすすめ」
「○○市 髪質改善 人気」
などのキーワードでも表示されているかもしれません。
このようなデータが見つかったら、そのキーワードについてさらに詳しい情報を追加することで、記事を改善できる可能性があります。
公開後も記事を見直そう
SEOでは、最初から完璧な記事を作る必要はありません。
公開後の検索データを確認しながら、
- 「情報が足りないところはないか?」
- 「検索する人が知りたい情報を十分に説明できているか?」
- 「古くなっている情報はないか?」
などを確認して、少しずつ内容を改善していきましょう。
キーワードを調べる→記事を書く→公開する→内部リンクでつなぐ→効果を確認する。
そして、確認した結果をもとに、また記事を改善する。
この繰り返しこそが、SEO対策の基本的な流れです。
まとめ|自分でできるSEO対策から始めよう
SEO対策は、専門業者に依頼しなければできないものではありませんし、専門知識がないとできないことでもありません。
まずは、見込み客が検索するキーワードを調べる、キーワードに合わせて記事を書く、タイトルや見出しなどを整えて公開する、関連するページを内部リンクでつなぐ、Search Consoleなどで効果を確認して改善するといった、できることから始めてみましょう。
SEO対策は、一度設定したら終わりではありません。
検索順位やアクセス状況を確認しながら、記事を追加したり、既存のページを見直したりして、少しずつホームページを育てていくことが大切です。
また、SEOにはさまざまな施策があり、実際に取り組んでみると「このキーワードで記事を書いていいのかわからない」「検索順位が上がらない原因がわからない」など、疑問が出てくることもあるでしょう。
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