Notionの料金プランごとの違いを徹底比較!

この記事の要点

  • Notionには、パーソナル、パーソナルPro、チーム、エンタープライズの4つのプランがある
  • パーソナルPro、チームのプランは無料トライアルがある
  • チームのプランは、複数人で働いている人やチーム単位で普段働いている人におすすめ

Notionは、メモやタスク管理、ロードマップの共有など様々な用途で使用できるアプリです。

以前、基本的な使い方や特徴をご紹介していました。

【初心者必見】Notionの使い方と特徴・活用例|日本語対応でさらに便利に

Notionは、無料プランでも十分に使えますが、有料プランにグレートアップすることでさらに多くの機能を使えるようになります。

個人で使うのか、チームメンバーと共有して使うのか、目的に合わせてプランを選定することが大切です。

本記事では、Notionの料金プランごとの特徴や違いについて比較しながら解説していきます

Notionは4つのプランがある

Notionには、パーソナル、パーソナルPro、チーム、エンタープライズの4つのプランがあります

Notion 料金ページ

パーソナルは無料となっており、パーソナルPro、チームに関しては「無料トライアル」で試すことが可能です。

各プランで料金や使える機能、共有できる人数などが異なります。

各プランの料金・特徴

ここでは、各プランの料金・特徴について詳しく解説していきます。

パーソナル

パーソナルプランは、個人利用向けとして無料で利用できます

特徴・搭載機能は下記のとおりです。

  • ページ数とブロック数が無制限
  • 5人のゲストとの共有
  • デバイス間での同期
  • API

基本機能は一通り使えますが、下記の制限があります。

ゲストユーザーの招待は5人まで

パーソナルプランだと5人までしか招待を送ることができません

5人以上に共有したい場合は有料版を利用する必要があります。

画像などのアップロードに制限がある

パーソナルプランでは、1ファイル5MBのファイル制限があります。

例えば、画像のアップロードを行う際には制限を超えないように注意する必要があります。

しかし、タスク管理などでテキストを利用する分には特に問題はありません。

パーソナルPro

パーソナルProは、有料プランで年間払いの場合月額4ドル、毎月請求の形の場合は月額5ドルで利用できます。

ただし、教職員や学生の場合、学校のメールアドレスで登録することで無料で利用できるようになります。

まずは、学校のメールアドレスでNotionアカウントを作成して、パーソナルProプランの下に表示されている「Get free education plan」から登録手続きを行う流れになっています。

パーソナルProの特徴・搭載機能は下記のとおりです。

  • パーソナルプランの機能は全て使える
  • 無制限のファイルアップロード
  • 無制限のゲスト
  • 30日間のバージョン履歴

パーソナルProは、ゲストユーザーの招待が多い方やファイルのアップロードが多い方に特におすすめです。

チーム

チームも同じく有料プランであり、年間払いの場合月額8ドル、毎月請求の形の場合は月額10ドルで利用できます。

チームの特徴・搭載機能は下記のとおりです。

  • パーソナルProの機能は全て使える
  • 無制限のチームメンバー
  • 同時編集が可能
  • 共有許可
  • 管理者向け機能

「チーム」のプランは複数人で働いている人やチーム単位で普段働いている人におすすめです。

チームメンバーとファイルなどを共有して使うことができますし、共同ワークスペースの機能も使えるようになります。

このワークスペースでは権限を付与できるのが特徴です。

閲覧のみ可能にしたり、個人個人にワークスペース内でできる作業を限定させたり、様々な権限設定が可能になります。

また、チームプランでは管理者向け機能も充実しています。

管理者ツールを使えば、チーム内のグループに権限を設定出来たり、上位権限ツールを使って各個人を管理したり、チームメンバーの管理をより効率よくできるようになります。

エンタープライズ

エンタープライズプランは、チームよりも大きい規模の企業向けのプランです。

使用人数や規模に合わせて料金が変動します。

エンタープライズプランでは、ワークスペース毎に料金が課金される仕組みになっています。

ワークスペースを複数保有していると、アカウントの数が1つのみの場合でも料金が多くかかるので注意しましょう。

無料プランと有料プランの比較

これまでに紹介した料金プランの特徴を表にまとめてみました。

プラン内容料金
パーソナル個人向けプラン。5人のゲスト共有、1ファイル最大5MBまでのアップロードしかできない無料
パーソナルPro個人向けプラン。ゲスト数、ファイルアップロードのサイズが無制限、無料トライアルがある$5/月(年間契約で$4/月)
チームチーム単位で使いたい人向けのプラン。共同ワークスペースの利用可、管理者ツールも使用可$10/月(年間契約で$8/月)
エンタープライズ大企業向けのプラン。法人利用に適した管理機能とサポート規模や使用人数、ワークスペースの数によって料金が変動する

有料プランの場合、月払いか年払いを選択できます。

パーソナルProの場合、月払いだと月額5ドル、年払いだと月額4ドルなるので、年払いの方がお得になります。

まとめ

今回は、Notionの料金プランごとの違いについて解説しました

Notionは、無料プランでも機能が充実しているため、個人で利用する分には不自由なく使えるでしょう。

試しに無料トライアルで使ってみて、ファイルアップロードを制限なく使いたい、他人へ共有する機会が多いと感じた方は有料プランにグレートアップするやり方がおすすめです。

目的に合わせて料金プランを選んでいきましょう。

そして、Notionのたくさんの機能の中で使いこなしたいのは、「データベース」で、必要なデータを瞬時に取り出すことができるので大変便利です。

Notionのデータベースの基本については、こちらを参考にしてください。

Notionのデータベースで何ができる?基本設定の手順を詳しく解説

また、Notionと同じく人気のメモ帳の1つである「Evernote」には、タグ付けや高度なフィルターで検索できる機能があります。

様々なメモ帳の中から、自分に合った機能を見つけて、業務効率をあげていきましょう。

Evernoteとは?ブラウザでも使える?デメリットやプランの違いまとめ