Pythonを学べるプログラミングスクール5つ【コスパで選ぶ】

この記事の要点

  • プログラミングスクールで学ぶと挫折を防ぎながら最短距離でスキルを習得できる
  • 受講料が極端に安いスクールはサポートが十分に受けられない可能性がある
  • サポートの手厚さ、通学かオンラインかなどにより価格が変動する
  • 自分の学習ペースやゴールを決め、それを叶えられるスクールを選ぶことが大切

Pythonは機械学習やディープランニング、業務効率化などが行える今注目のプログラミング言語です。

「プログラミングを学びたい」と考えた時、独学で学習する以外にプログラミングスクールで学ぶ方法があります。

しかし、プログラミングスクールは多数あるため、選ぶ基準がわからないと自分に合わないスクールを受講し後悔することもあるでしょう。

今回は、数多くのプログラミングスクールの中からPythonを学べる安くて質が良いスクールを厳選してご紹介します。

Pythonは就職や転職だけでなく副業やフリーランスとして活躍する際もニーズがあり、学習の費用対効果が高いのでぜひスクールを活用してみましょう!

Pythonの副業案件について詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

Pythonの副業はなぜ人気?今が狙い目?案件ごとの相場とスキルアップの最短ロードマップ

Pythonをプログラミングスクールで学ぶメリット

Pythonを学べる書籍や学習サイトは多いため、独学でもPythonを学ぶことはできます。

しかし独学の場合は不明点を解決できない、学習の進め方がわからないなどの理由で途中で挫折してしまう方が非常に多いです。

一方プログラミングスクールで学ぶと次のようなメリットがあります。

  • カリキュラムがしっかりしているので最短距離でスキルが身に付く
  • 不明点を講師に質問し解決できる
  • ポートフォリオが作成でき、卒業後すぐに案件獲得が可能
  • 共に学ぶ仲間ができる

挫折の要因として多い「不明点を解決できない」がクリアになることで、挫折を防ぎながら学習を進められます。

特に働きながら学習する社会人の場合は、仕事後に勉強の時間を取らねばならずモチベーション維持に苦労するでしょう。

しかしプログラミングスクールに通えば、共に学ぶ仲間が出来てモチベーションを維持しながら短期間での学習も可能です。

安くても質の高いPythonを勉強するスクールの選び方

スクールによってカリキュラムも値段設定もさまざまですが、質の高いスクールとはどんなものでしょうか。

質の高いスクールとは

質の高いスクールは、挫折せずに勉強を続けられるように充実のサポート体制が整っています。

たとえば、質問対応やポートフォリオの作成サポート、案件獲得のサポートなどです。

サポート体制の豊富さで値段が高くなっているため、自分が求めるサポート体制が構築されているスクールを選ぶことが自分にとってのコスパの良いスクールでしょう。

ただし、1つのスクールだけを見て決めずに複数のスクールを比較検討することが大切です。

多くのスクールでは無料カウンセリング(通学の場合は無料見学)を行っていますので、プランやサポート体制について質問し、値段に納得できるスクールを選ぶことがおすすめです。

安いだけのスクールは危険

価格が極端に安いスクールを選ぶと、次のような不安要素や懸念点があります。

  • サポートが不十分(質問対応時間が短い、カウンセリングがない、転職サポートがないなど)
  • メンターの質が悪い
  • 受講期間が短い
  • 提携企業への転職が必要

必要なスキルが身に付かなかったり、選択が狭まったり、せっかく時間とお金をかけたのに満足のいかない結果になってしまいます

他のスクールと比べて極端に価格が安いのには、必ず理由があります。
その理由に納得できない場合はやめておいた方が無難です。

Python初心者やスクールに通い始めた人であっても、スクレイピングやExcelの自動化などができますので、こちらの記事を参考にチャレンジしてみてください。

Pythonで初心者が作れるもの5つ【効率的な勉強法とは?】

コスパの良いおすすめのPythonプログラミングスクール5つ

プログラミングスクール選びのポイントは、自分がスキルアップし学ぶ目的を達成できるスクールかどうかです。

安さだけで選ぶのではなく、以下の点に注意し自分の目的に合うものを選びましょう。

  • 学習したい内容が学べるか
  • 受講形式は自分が続けていけるものか(オンライン、通学など)
  • サポート体制が整っているか
  • 予算内か

ここからはPythonが学べるコスパの良いおすすめのプログラミングスクールを5つ紹介します。

Aidemy Premium(アイデミー プレミアム):Python特化オンラインスクール

Aidemy Premium(アイデミー プレミアム)

Aidemy Premium(アイデミー プレミアム)

Pythonの学習に特化したAidemy Premium(アイデミー プレミアム)は、人工知能関連技術を集中的に学べるスクールです。

環境構築不要でブラウザで学べるオンライン教材を使用しているため、自宅のパソコンで自分のペースで学習を進められます。

オンライン教材で学習し課題を提出して学ぶスタイルなので、自分で手を動かしながら効率的に学習できます。

Aidemy Premiumの特徴

  • チャットで講師に質問すると24時間以内に返信が来る
  • 1回25分のオンラインカウンセリングあり
  • コードへのフィードバックあり
  • 基礎からアプリ作成までサポートしてくれる
  • バーチャル会議室で受講生同士の交流が可能

特徴を見るとAidemy Premiumはサポート体制が手厚く、挫折しにくいプログラミングスクールといえます。

「AIアプリ開発」「データ分析」「自然言語処理」などのコースがあり受講料は3ヶ月で528,000円〜となっていますが、厚生労働省指定講座のため一定の条件を満たすと専門実践教育訓練給付制度の対象です。

この制度を利用すると受講料の最大70%が国から支援されるため、3ヶ月158,400円で受講が可能です。

3ヶ月プラン6ヶ月プラン9ヶ月プラン
受講料総額528,000円858,000円1,078,000円
月額換算176,000円143,000円119,778円
受講期間3ヶ月6ヶ月9ヶ月
カウンセリング回数24回48回72回

キカガク:AI特化の動画学習プラットフォーム

キカガク

キカガク

AI・機械学習領域の学習に特化したキカガクは、データサイエンティストを目指す方におすすめです。

学習方法はeラーニングを用いた自己学習と映像講義があり、Pythonの基礎から実用的な内容まで学習できます。

キカガクの特徴

  • 大企業で登壇実績のある経験豊富な講師
  • 講師に質問し放題
  • 定期的な個別メンタリング(週1回)
  • 基礎からオリジナルアプリ作成までサポート

「AI人材育成長期コース」の講座には、ディープランニングの理論を理解し実装する能力があるかを認定するE資格の対策講座も含まれています。

盛りだくさんの内容ですが受講者の修了率は93%を誇るため、忙しい社会人でも最後までやり切れる講座といえるでしょう。

AI人材育成長期コースの受講期間は6ヶ月で受講料は792,000円
しかし、厚生労働省指定講座の専門実践教育訓練給付制度の条件を満たすと、237,600円で受講が可能です。
入学金として22,000円がかかります。

AI人材育成長期コース
受講料総額814,000円
月額換算
※6ヶ月として
135,667円
受講料792,000円
入学金22,000円
受講期間
※動画見放題期間
無期限
カウンセリング回数個別メンタリング有

.Pro(ドットプロ):通学スクール

.Pro(ドットプロ)

.Pro(ドットプロ)

Pro(ドットプロ)では、PythonとフレームワークDjangoを用いたアプリ開発を1人1人に合ったオーダーメイドカリキュラムで学習できます。

プログラミング能力だけでなく実行力や発想力、問題解決能力などのスキルも身に付くので、エンジニアとしてのキャリアアップしたい方や、フリーランスエンジニアとして活躍したい方におすすめです。

Pro特徴

  • 対面型の少人数授業
  • 実際の開発現場を想定した実践重視のカリキュラム
  • Pythonだけでなくアプリ開発全般のスキルも学べる
  • オンラインでの質疑応答

「AI×Django Course」の受講期間は6ヶ月間で547,800円、受講するために週1回の講義への参加が条件です。
コース参加人数の上限が1ヶ月に10人と少なめですので、興味がある方は早めに個別相談や授業見学に参加しましょう。

AI×Django Course
受講料総額547,800円
月額換算91,300円
受講期間6ヶ月
対面講義週1回

CodeCamp(コードキャンプ):オンラインスクール

CodeCamp(コードキャンプ)

CodeCamp(コードキャンプ)

未経験から多くのプログラミング言語が学べるCodeCamp(コードキャンプ)には、Pythonを学習できる「Pythonデータサイエンスコース」があります。

このコースの特徴は、Pythonの基礎から仕事に活かせるタスクの自動化ツールやWebスクレイピングでの業務効率化スキルが身に付く「データ収集」に重きを置いたカリキュラムであることです。

CodeCampの特徴

  • 講師は質の高い現役エンジニア
  • 月10回のオンラインマンツーマンレッスン(1回40分)
  • レッスン実施時間が毎日7:00〜23:40までと長い
  • Web教材はCodaCamp受講期間が終わった後も閲覧可能

レッスン満足度97.1%と高く、手厚いサポートで挫折しないプログラミング学習ができるでしょう。

「Pythonデータサイエンスコース」は受講期間2ヶ月で、入学金33,000円受講料165,000円で、無料カウンセリングを受けると受講料が10,000円割引になります。

Pythonデータサイエンスコース
受講料総額198,000円
月額換算99,000円
受講料165,000円
入学金33,000円
受講期間2ヶ月
レッスン回数20回

techgym(テックジム):定額制プログラミング教室

techgym(テックジム)

techgym(テックジム)

手を動かしながらプログラミングの思考法が身に付くtechgym(テックジム)では、実務を想定した講座内容で現場で活躍するエンジニアになれるスクールです。

ゲームやアプリを作りながら学んでいくため、「プログラミングが楽しい」「好き」の気持ちを持って最初から最後まで学習できるようカリキュラムが作られています。

Python入門講座をオンラインで無料で行っているので、どんな風に学習できるのかを前もって知ることができます。

気になる方は下記リンクからチェックしてみてください。

ゼロから始めるPython入門講座(オンライン・無料)+【テックジム】

techgymの特徴

  • 開発現場に近い学習方法
  • 現役エンジニアに疑問点や学習以外のことも直接質問可能
  • エラーを自力で解決するスキルが身に付く
  • わからないところはサポートで解決できる
  • 月額22,000円で通い放題

一般的なスクールと異なり月額制のため、コース変更や退会は自由です。
通学で学ぶスクールなので常駐のエンジニアに質問し自分のペースでスキルを伸ばしていけます。

Pythonコース
受講料総額
※200時間の学習を3か月で行ったとして
99,000円
月額換算
※200時間の学習を3か月で行ったとして
33,000円
入学金33,000円
受講料(月額料金)22,000円
授業回数受け放題・通い放題

まとめ

Pythonに特化したスクールや多様なプログラム言語を教えている大手のスクールなど、Pythonを学習できるコスパの良いプログラミングスクールについて紹介しました。

ご紹介したように、通学かオンラインか、定期的なカウンセリングはあるか、質問サポートの対応時間は何時から何時か、週何時間の学習を前提にしているかなど、自分の学習の仕方やペースに合ったスクールを選びましょう

無料カウンセリングや無料入学などはスクールの雰囲気や詳細を質問できる機会ですのでぜひ活用し、後悔のないようスクールを選んでください。