この記事の要点
- タイピングが速くなるためには、タッチタイピングができるようになる必要がある
- よく使う単語登録とショートカットキーの把握をするとさらにタイピング効率が上がる
- 反復練習は『パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す。(pa-kinngueriajuude、fannhazuxtutoyubanawomusu.)』がおすすめ
もっと速くタイピングができるようになれば、仕事が効率的にできるのにと思う人も多いと思います。
タイピングが早い人は手元を見ずにタイピングする『タッチタイピング』ができるため、入力ミスが減ることで仕事が早くなったり、疲れにくくなるというメリットがあります。
そこで今回はタイピングが速くなるコツ10選をご紹介します。
タイピングが早くなるには、ホームポジションとタッチタイピングを習得することが一番です。
ホームポジションやタッチタイピングで意識することや、具体的な練習方法も紹介します。
目次
タイピングが速くなるコツ10選
タイピングが速くなるためのコツ10選を、1つずつ解説します。
手元のキーボードを見ない
タイピングを速くするには、手元を見ずにタイピングする『タッチタイピング』を身につけることが一番です。
打ち込むたびに一回一回手元を見てはいけません。
キーの場所を見て確認していると、時間がかかるからです。
まずはキーボード上のキーの配置を少しずつ把握していきましょう。
手をホームポジションに置いておく
タッチタイピングをするためには、指を『ホームポジションにセット』しておくことが必要です。
ホームポジションは次の2ステップでできます。
- 両手をキーボードの上に『猫の手』にして広げて並べる
- 左手の人差し指を『F』、右手の人差し指を『J』の上に置く
ホームポジションができると、打ち込むたびにキーの場所を目視する必要がありません。
ほとんどのキーボードで『F』と『J』に突起があり、人差し指の感覚でわかります。
単語や文が1区切りしたら、指先の感覚を頼りにホームポジションに戻しましょう。
正しい姿勢でタイピングをする
タイピングを速くするためには、正しい姿勢を意識することが重要です。
以下の2点に注意しましょう。
- 背筋を伸ばして肘を90度ほどに曲げる
- ディスプレイを見上げない・のぞき込まない位置に置く
猫背でのぞき込んだり、見上げたりする姿勢では、首や腰に負担がかかります。
効率よく続けられる姿勢も、タイピングの速さには大切です。
速さよりも正確さを重視する
まずはタイピングの速さより正確さを意識しましょう。
タッチタイピング初心者は、速さを意識すると正確さが下がります。
正確で速いタイピングを習得するには、ゆっくりでも正確なタイピングの練習が一番の近道です。
『いうお・あえ』とキーを見ずに打てるようにする
タイピングを速くするためには、『いうお・あえ』と見ないで打てるようにしましょう。
『あいうえお』の順でタイピング練習するのは効率がよくありません。
右手で『い・う・お』と打ち、次に左手で『あ・え』と打つように、右手と左手を分けて練習するのが効果的です。
『いうお・あえ』に慣れたら、『きくこ・かけ』『しすそ・させ』と順番に打つ練習をしましょう。
短い言葉からキーを見ないで打てるようにする
まずは短い単語や文章から、キーボードを見ないで打てるようにしましょう。
タッチタイピング初心者が、いきなりブログなどで長文を打つ練習をするのは効率がよくありません。
はじめは短い単語から練習し、徐々に長い単語や長文が打てるようにしましょう。
打つ文章を素早く考えられるようになる
タイピングする文章を、素早く想起できることも大切です。
仕事でメールや書類などを作成する時に、打つ文章をゆっくり考えていては、タイピングが速くても仕事が進みません。
打つ文章を頭で素早く想起できれば、タイピングの速さも活かされ、仕事効率があがります。
声にだしながら見ないで打つ練習をする
打つ単語や文章を声に出しながら練習することも、タイピングを速くする方法の1つです。
声に出しながらタイピングすると、視覚(画面)・聴覚(声)・触覚(指先の感覚)を同時に使うため、身につきやすくなります。
タッチタイピングに慣れるまでは、小声で良いので文章を音読しながら画面を見ずにキーを打つ練習をしましょう。
ショートカットキーを覚える
ショートカットキーを覚えることも、タイピングを速くする近道です。
ここでは手軽につかえるショートカットキーをいくつか紹介します。
操作内容 | Windows | Mac |
---|---|---|
戻る | Ctrl+Z | ⌘+Z |
コピー | Ctrl+C | ⌘+C |
貼り付け | Ctrl+V | ⌘+V |
全選択 | Ctrl+A | ⌘+A |
再読み込み | Ctrl+R | ⌘+R |
普段よく使う単語を登録しておく
普段よく使用する単語や文章をパソコンの辞書に登録しておきましょう。
そうすると、タイピングと変換の効率がよくなります。
例えば、よく使うメールアドレスや自分の名前、メールの定形文などを登録しておくのがおすすめです。
Windowsの場合はIMEパッドで登録できます。
Macの場合は『システム設定』→『キーボード』→『ユーザ辞書』で登録できます。
タイピングが速く・正確になる練習方法
タイピングをさらに速く・正確にする方法を2つ紹介します。
タイピングゲームで楽しく続ける
タイピングが速く正確になるには、タイピングゲームで楽しく練習するのがおすすめです。
インターネットサイト上には、難易度や目的別で、様々なタイピングゲームがあります。
練習をつづけるためにゲーム選びが大切ですので、こちらの記事を参考にしてください。
『魔法の言葉』でタイピング練習する
次の『魔法の言葉』でコツコツ練習するのがおすすめです。
『パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す。(pa-kinngueriajuude、fannhazuxtutoyubanawomusu.)』
この一文は、すべての母音・子音キーと『ー』『、』『。』を使います。
キーボードを見ずにこの一文を打てると、タッチタイピングの習得に一歩前進です。
まとめ
タイピングが速くなるコツ10選と、速く正確なタイピングを目指す方法2つを紹介しました。
正しい姿勢で、ホームポジションとタッチタイピングの習得をすることが大切です。
タッチタイピングに慣れてきたら、ショートカットキーや単語登録で効率を上げましょう。
さらに『魔法の言葉』やタイピングゲームで楽しく練習するのがおすすめです。