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初めてのネットショップ(ECサイト)開業の前に!ショッピングモールからASP、WordPressまで、知っておきたい4つの構築パターン

一言でネットショップ(ECサイト)の構築といっても、ゼロからシステムを作るケースからモールに出店するなど様々なパターンがあります。

メリット、デメリットだけでなく、制作期間やコスト、保守などの手間も変わってくるので、慎重に選ぶ必要があると言えるでしょう。

それぞれの特徴をよく把握して、最適な方法でネットショップ(ECサイト)を制作出来るように、4つの制作パターンとパターンごとの代表的なサービスを見ていきましょう。

※料金体系等は、2016年9月時点での情報になります。随時プランや価格が変わりますので、必ず、公式サイトでチェックするようにしましょう。

ショッピングモール

ショッピングモールとは、大手サイトが運営している総合ECサイトのようなもので、ショッピングモール内に出店(出品)する形式でECサイトを運営します。

有名なところだと、楽天市場やAmazonマーケットプレイス、Yahoo!ショッピングなどのサービスがあげられますが、ショッピングモール型の一番メリットは、その集客力。

ショッピングモールは、楽天やAmazon、Yahoo!などの大手企業が運営していますから、出店(出品)をしたその瞬間から、たくさんのユーザーを相手にECを展開することが可能になります。

そのため、集客も自社で行う必要のある独自サイトと比較すると、その差は歴然です。

モールのデメリットとしては、デザインや機能面での制約と利用料や手数料のコストといった部分になるでしょう。

利用料や決済手数料などのコストは、売上連動が主流のため、粗利の悪い商品だとかなり負担は大きくなります。

機能面では、ショッピングモール型は百貨店に間借りするようなものなので、デザインや機能そもそも自由度が低くなりがちです。

物流との連携やデザイン、決済パターンなど、独自の要素が必要になってきた場合は、他の方法も検討した方が良いでしょう。

代表的なショッピングモールの特徴について、それぞれの違いに着目しながら解説していきましょう。

楽天市場

楽天市場

【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ

楽天市場は出店型のショッピングモールです。出店型とは、モール内に店舗をつくって行うタイプのECサイトのこと。モール型とは言っても、取り扱う商品やデザインなど、店舗ごとにオリジナリティを出していくことがある程度可能です。

ユーザー数が多いことが楽天市場を使うメリットですが、他のショッピングモールと比較すると利用料金は少し高めです。

楽天市場では、出店時にかかる初期費用のほか、継続的な費用として月額費用や販売手数料が必要です。プランによって金額は異なりますし、オプションサービス利用料などがかかるケースもあります。

随時料金体系などは変わってくるので、出店前に必ず料金についても確認しておきましょう。

Amazon

Amazon

Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで | アマゾン

続いては、Amazonマーケットプレイスです。楽天市場と同じく、ユーザー数が多いサービスです。

出店方式の楽天市場とは異なり、商品単位での参加となる出品型のスタイルをとっていることが特徴です。

Amazonマーケットプレイスでは初期費用が無料で、販売する商品カテゴリーごとに販売手数料の比率が決まっています。

その他の手数料については、アカウントのタイプによって異なります。小口アカウントの場合は100円の基本成約料が、大口アカウントの場合は基本制約料がかからない代わりに月額料金が発生します。

デメリットとしては、商品の設定やページのレイアウトに制限があるため、バリエーションが多い商品やオーダーメイド的なサービスには使いずらいことと、ユーザーはAmazonでの購入という意識が大きいので、店舗単位でのリピーターの確保が難しいと言えるでしょう。

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピング - Tポイントが貯まる!使える!ネット通販

Yahoo!ショッピングは、楽天と同じく出店型のショッピングモールです。

特徴としては、他のモールでは必要だった初期費用や月額費用、販売手数料が無料となっていること。ただし、Tポイント原資負担やアフィリエイト手数料などの料金は必要になります。

Yahoo!は検索エンジンの大手ですし、Yahoo!ニュースやYahoo!オークションなどの関連サービスも豊富です。当然のことながらユーザー数も多いですし、Yahoo!の関連サービスからの流入も期待できるでしょう。

デメリットとしては、近年著しく出店数や取引額が上がっているものの、楽天と比べると店舗当たりの売上が多くないため、出店管理の手間と出典とのバランスが重要になると言えるでしょう。

ASP

EC用ASPサービスとは、決済や在庫管理、カート機能など、ネットショップ(ECサイト)のために必要なEC機能を提供しているサービスのこと。 代表的なところだと、カラーミーショップやMakeShopがよく使われています。

また最近では、手軽にカート機能が使えるBASEやSTORES.jpなどのサービスも人気です。

ASPを利用した場合のメリットは、初期費用(イニシャルコスト)を抑えて、独立型のECサイトが作れること。

ショッピングカートなどのEC機能を独自で作るとなると、開発費、運用費、セキュリティ等を考えるとコストと時間が大きく膨らんでしまいます。

どのショップでも必要な汎用的なEC機能をASPを使うことで、そういったコストを大幅に減らすことができ、デザインや商品ページの作り込みなどにリソースをまわす頃ができます。

制作期間が短くなることで、開店までの期間を短くすることも可能ですので、中小企業や個人事業主にも適した方法でしょう。

ショッピングモールと違い、集客を自社でゼロから行わなければいけないこと、ある程度、構築においては知識が必要なこと等がデメリットかもしれません。

ASPもサービスを利用している都合上、デザインや機能に制約がありますが、使用するASPサービスによってどこまでカスタマイズできるかの範囲がかなり変わってきます。

ASPを検討する際は、そのサービスの機能面、デザイン面等のカスタマイズの範囲についても調べておくといいでしょう。

カラーミーショップ

カラーミーショップ

カラーミーショップ - ネットショップ運営サービス

レンタルサーバでも有名なGMOペパボが提供しているASPサービスです。低価格ということもあり、ビギナーを中心に人気があります。3つの料金プランが用意されていて、最も価格の安いエコノミープランは月額900円(税込)で使うことができます。

MakeShop

MakeShop

ネットショップの開業・構築なら集客に強いMakeShopで!

カラーミーと同じく、低価格で使えるショッピングカートASPです。MakeShopを導入している事例も多く、公式サイトによると22,000店に導入されていると紹介されています。使える機能も多く、Yahoo!ショッピングやECナビなどの大手サービスに商品を自動掲載できる、アイテムポスト機能も便利です。

BASE

BASE

BASE(ベイス) | ネットショップを無料で簡単に作成

BASEは無料で使うことのできるショッピングカートです。ただし決済手数料は必要で、決済ごとに3.6%+40円(後払い決済の場合は6%)の料金が発生します。

テンプレートも多いので、ネットショップ(ECサイト)の立ち上げもし易いでしょう。無料ながら使える機能は豊富で、掲載できる商品点数も無制限となっています。

以前は、テンプレート部分のカスタマイズがほとんどできなかったのですが、有料のオプションを追加することでカスタマイズが可能です。
https://apps.thebase.in/detail/51

STORES.jp

STORES.jp

STORES.jp|オシャレなネットショップを最短2分で無料作成

BASEとよく比較されるのが、STORES.jpです。ビギナーでも簡単に使えるサービスで、公式サイトでは2分でショップが開店できると紹介されています。BASEとは異なり、プランはフリープランと商品点数に制限のないプレミアムプラン(月額税抜980円)が用意されています。決済手数料は一律5%となっています。

BASEとは違い、現時点では、HTMLやCSS、JavaScript等のカスタマイズができないのが残念ですね。

CMS

CMSを利用して、ネットショップ(ECサイト)を構築するタイプの方法です。CMSとはWebサイトを制作するためのシステムのことで、独自にネットショップ(ECサイト)を作ることができます。WordPressやEC-CUBE、Movable TypeなどのCMSが有名です。

WordPressやEC-CUBEなどのCMSは、オープンソースのシステムです。オープンソースとは、言い換えると、無料で使えるということ。無料にも関わらず、多機能でプラグインも豊富です。WooCommerceなどのプラグインを使えば、ショッピングカートも簡単に追加することができます。

ショッピングモールやASPと比較すると独自性の高いネットショップ(ECサイト)を作ることができますが、裏を返せば制作に手間がかかることを意味しています。CMSを使う専門スキルも必要なため、制作料金が高くなるケースもあります。

WordPress

WordPress

WordPress

WordPressは、デザインに優れたテンプレートや自由に機能が追加できるプラグインが豊富なCMSで、世界の4分の1のホームページはWordPressで作られていると言われているほど人気のCMSです。

EC専用のCMSではないのですが、EC構築用のプラグイン(WooCommerceWelcartなど)も多いです。ネットショップ(ECサイト)を独自に構築する場合、WordPressは良い選択肢になるでしょう。

EC-CUBE

EC-CUBE

ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」

その名の通り、ネットショップ(ECサイト)の構築に特化したオープンソースのCMSです。標準でショッピングカート機能が搭載されています。国産のCMSということもあり、日本語の情報が多いこともメリットでしょう。

無償で使えるGPLライセンスのほか、商用ライセンスも提供されています。

Movable Type

Movable Type

CMS プラットフォーム Movable Type - クラウドもオンプレミスも幅広く対応可能なCMS - Six Apart

WordPressほどではありませんが、Movable TypeもCMSとしてよく使われています。国内では、5万を超えるサイトに使われていると発表されています(公式サイトより)。機能も多く使いやすいCMSなのですが、商用利用の場合は有償となります。

スクラッチ

ネットショップ(ECサイト)をゼロから独自に作る方法です。全て自社(もしくは制作会社)で制作するので、当然のことながらデザインや機能の自由度は高いです。

ただし、コストや制作時間が大幅に膨らんでしまうため、最近は、大手でもまずは、モールやASPでネットショップ(ECサイト)を立ち上げて、売上が増大した際にスクラッチでの構築をするというケースが多くなっています。

初めてのネットショップ(ECサイト)を作るのにおすすめのサービスは

ネットショップ(ECサイト)の作り方についてご紹介しましたが、初めてのECサイトを作る場合は、制作の手間をなくしたり、集客に時間をさく必要があるため、ショッピングモールかASPがおすすめです。

ネットショップ(ECサイト)は、立ち上げて初めて分かることが多いため、小さく作って大きく変えていく前提で制作内容やコスト、オープンまでの期間などの条件を考慮して、最適な構築方法を選択することが重要かもしれません。

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