2009年にグーグルが発行したSEOスターターガイドは今でも十分通用する内容
2010年夏に、ヤフージャパンの検索エンジンがグーグルのシステム(アルゴリズム)なって以来、日本の検索エンジン=グーグルという状態が続いています。
検索結果の表現やレイアウト、関連情報など、アルゴリズム以外で異なる部分はあるのですが、SEO対策を考えた場合はグーグル向けのSEO対策ということになります。
検索エンジンの仕組みの大半はブラックボックス化されていて、SEO対策は基本的に経験則。
そのため、拡大解釈されることも多く、都市伝説のような不思議なSEO対策も数多くあるのも事実です。
しかし、そんなSEO対策にも2009年にGoogle自らが編集したガイドブックというのがあります。
検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド(PDF)
公式情報:検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイドを更新しました
主に内部最適化(HTMLやサイトの構成など)に関する情報を初心者向けにまとめており、2009年6月にリリース、2010年9月に更新されましたが、5年以上たった今でも十分通用する内容。
例えば、
- 役に立つ404エラーページを用意しよう
- URLの一部を取り除いたら どうなるかも考えよう
- 説明的なテキストを使用しよう
- 内部リンクのアンカーテキストにも気を配ろう
- ユーザーエージェントでの切り替えは クローキングと見なされないように注意
などなど、基本的ですが重要な内容がわかりやすくまとまっています。
SEO対策は様々な情報があるため、いろいろなテクニックに振り回されがちですが、まずは基礎的なことをしっかりやるべきで、その際にスターターガイドは役に立つのではないでしょうか。