この記事の要点
- Webブラウザ上のメモ帳は多くの端末からアクセスでき操作性に優れている
- 会員登録不要で使えるメモ帳は手軽だが誰でもアクセスできるので、情報漏洩には注意が必要
- 多機能なブラウザメモではNotion・Evernote・Microsoft OneNoteが3強
メモといえば以前までは手帳やメモ帳に手書きすることが主流でしたが、持ち運びや管理のしやすさ、手軽さなどからWebブラウザ上で動くメモ帳サービスへの需要が高まっています。
メモ帳サービスはたくさんあるため、どれを使ったら良いのか悩む方も多いでしょう。
今回はオンライン上で使えるおすすめメモ帳を7種紹介しますので、ご自分が使いやすいものを選ぶ参考にしてください。
目次
Webブラウザで利用できるメモ帳とは?
Webブラウザで利用できるメモ帳とは、パソコンやスマートフォンを使用しオンライン上でメモを残すことができるサービスです。
ブラウザで利用できるタイプのメモ帳はアプリのダウンロードが不要で、URLにアクセスするだけで多くのデバイスから閲覧と編集ができます。
副業やフリーランスで成功するためには時間を効率的に使うことが必要不可欠です。
パソコンからでもスマートフォンからでも同じメモを見ることができれば、移動中や休憩中などの隙間時間を上手に活用できるでしょう。
会員登録の有無による違い
Webブラウザで使用できるメモ帳には、会員登録が必要なものと不要なものがあります。
ご自分の用途に合わせて使い分けましょう。
会員登録が必要なメモサービス | 会員登録が不要なメモサービス |
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Webブラウザで使えるメモ帳のメリット・デメリット
インターネットにさえ繋がっていればどこでも利用できる便利なオンラインメモサービスには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
Webブラウザで使えるメモ帳を使用するメリット
普段の業務や日常生活でメモを取る機会は多いでしょう。
紙のメモではなくWebブラウザ上のメモ帳を利用するメリットは以下が挙げられます。
オンラインメモのメリット
- デバイスが制限されずどこからでも編集・閲覧できる
- 検索機能で必要なメモをすぐに探せて整理が簡単
詳しく見ていきます。
デバイスが制限されずどこからでも編集・閲覧できる
Webブラウザ上のメモ帳はパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどさまざまなデバイスから閲覧・編集が可能です。
そのため電車の中やカフェで休憩中など、パソコンの前にいるとき以外にもアクセスできます。
思いついたときに使用でき、操作性に優れていることもうれしいですね。
検索機能で必要なメモをすぐに探せて整理が簡単
紙のメモを使用しているとき、「どこに書いたか探せない」「紛失してしまった」などの経験はありませんか。
Webブラウザ上のメモ帳であれば失くす心配はありませんし、検索機能を使用すれば必要なメモをすぐに見つけることができます。
日頃から多くのメモを取り、情報を整理している方は特に重宝するでしょう。
Webブラウザで使えるメモ帳を使用するデメリット
Webブラウザ上で使えるメモ帳はとても便利ですが、デメリットもあります。
オンラインメモのデメリット
- 手書きより自由度は劣り、絵や図が描きにくい
- セキュリティに気を付ける必要がある
- デバイスやブラウザの立ち上げに時間がかかる
- 目に疲労がたまりやすい
使用用途によっては紙のメモ帳の方が優れていることもあるので、適宜使い分けていく必要がありそうですね。
オンラインで使えるおすすめブラウザメモ帳7つ
多数あるオンラインメモ帳サービスの中で、個人で使用する場合に使いやすいものを7つ選定しました。
サービスにより、
- 会員登録の有無
- 使い勝手や機能
- 起動の速さ
- 容量制限
などが異なりますので、自分の用途に合ったサービスを利用しましょう。
Notion
Notionはドキュメントの作成だけでなく、TODO管理やスケジュール管理もできるオールインワンのメモ帳サービスです。
会員登録が必要になりますが、個人利用の場合は無料で使用できるので経費を抑えたいフリーランスはNotionを選ぶと良いでしょう。
Notionの特徴
- 編集しやすいテキストエディタ(表の挿入や動画の埋め込み、文字の装飾も可能)
- 階層構造でメモを整理できる
- タスク管理やカレンダーなど、メモ帳以外にも使える
- デザインが洗練されていて使い方がわかりやすい
- 起動や同期が早い
Notionはアイデア次第でオシャレにカスタマイズできるので、UI/UXデザイナーとして活動しているフリーランスやWebデザイナーなどの副業をしている人に特に人気です。
Evernote
Evernoteはあらゆる形式のデータを格納できるノートの保管庫のようなメモ帳サービスです。
利用には会員登録が必要です。
無料版では月間60MBまでの容量制限があり、料金プランによって使用できる容量や同期できる端末数に制限があります。
月額料金が発生するプランは検索機能や保存容量に優れているため、「その情報がどのページにあったのかわからなくなった」「頻繁に調べ事をするので資料を一か所にまとめておきたい」というフリーランスの方におすすめです。
Evernoteの特徴
- テキストだけでなく画像・PDF・動画・Excelなどあらゆるものを格納できる
- 優れた検索力(有料版ではPDFやWordなどのデータの中も検索可能)
- Web上で気になった記事をボタン一つで保存できる
- 名刺情報を管理できる
- GmailやOutlookなど連携できるアプリが多い
Webライターの副業をしている方は日々多くのことを調べていると思いますので、優れた検索力があり、ボタン一つで記事をクリップできるEvernoteは重宝するでしょう。
Microsoft OneNote
Microsoft OneNoteはMicrosoft Officeシリーズのデジタルノートで、コンテナを配置するような感覚で情報を柔軟に配置できる自由度の高いメモサービスです。
Microsoftの会員登録が必要ですが、無料で容量上限5GBまでは誰でも使用できます。
デジタルペンで書いたデータをメモとして保存できるため、手書きのメモや図を書くことが多いフリーランスの方には便利でしょう。
Microsoft OneNoteの特徴
- キーボード入力以外にマウスやデジタルペンで書いた手書きメモも作成可能
- キャンバスに縦横の制限がなく自由にメモを書ける
- 画像や音声を貼り付けられるため会議の議事録などが作りやすい
- ExcelやWordなどOffice系ソフトのデータ添付が可能
- 優れた検索機能付き
OneNoteの使い方・特徴はこちらの記事で詳しく紹介しています。
Google Keep
Google KeepはGoogleのメモ帳アプリで、Googleのアカウントを持っている方は無料で使用できます。
シンプルさが追求されているためフォントの装飾や画像以外のファイルを添付できません。
その反面、無駄な機能がないため使いやすいメモ帳と言えるでしょう。
Google Keepの特徴
- 最小限の機能でシンプルなメモ帳
- チェックリストの作成やリマインダーの設定が可能
- 手書き文字や音声の保存もできる
- 画像からテキストの抽出機能付き
- 不要になったメモをアーカイブできる
ブラウザメモ帳
ブラウザメモ帳は会員登録不要で、URLにアクセスすればすぐにメモができるメモ帳サービスです。
再読み込みをするとメモが消えてしまうので、一時的なメモとしての用途で使用します。
ブラウザメモ帳の特徴
- 保存機能がなくシンプルなページなので起動が早い
- フォントの変更等はなくテキストののみのシンプルなメモ帳
- コピーした文章を一時的に貼り付けておきたい時などに使用できる
メモWeb
メモWebは会員登録不要で使えるブラウザ上のメモ帳で、自分だけのURLが付与されるため保存も可能です。
URLにアクセスすればどのデバイスからも閲覧・編集できますが、365日アクセスがない場合はデータは削除されます。
メモWebの特徴
- 会員登録不要なのに保存できる
- タイトルと本文だけのシンプルな構造で文字装飾機能はない
- 読取専用設定が可能
- メモ帳へのアクセス履歴が残るのでいつどの端末からアクセスがあったのかわかる
pool sketch
pool sketchは会員登録不要で使えるブラウザ上のメモ帳サービスで、自分で設定したURLアドレスにメモを保存できます。
URLを知っていれば誰でもアクセスでき、スマートフォンからも閲覧・編集ができるシンプルなメモ帳です。
pool sketchの特徴
- 最大全角50,000字のテキストが保存できるシンプルなメモ帳
- 最終書き込み日時から100日が経過すると自動的に削除される
- 1人で複数のURLを作れるので複数のメモを保存可能
まとめ
Webブラウザ上で使用できるメモ帳の特徴やメリット、おすすめのメモ帳サービスを紹介しました。
オンライン上で作成したメモは、インターネットに繋がっていればPC・スマートフォン・タブレットなどさまざまな端末からアクセスできる利便性の高いサービスです。
万が一PCが故障したときでもオンライン上にデータを残しておける点も安心です。
会員登録の有無や付随している機能などそれぞれ特徴が異なるため、自分の求める用途に合ったメモ帳アプリを利用して業務効率をアップさせましょう。