Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選

Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選
この記事の要点
  • 予約販売は購入機会の損失を防いで売り上げ向上につながる
  • Shopifyでは予約販売アプリを導入することで簡単に予約販売機能を搭載できる
  • 運用条件次第で、有料アプリに頼らなくても機能実装できる

Shopifyの予約販売機能を導入することで、購入機会の損失を防いで売り上げの向上につなげたり、注文されたデータからプロモーション戦略を検討したりと、多方面にわたって利用することができます。

今回は、Shopifyの予約販売機能の導入方法とおすすめのアプリ、予約販売の仕組みとメリットについて紹介します。

目次

Shopifyの予約販売の仕組みとメリット

まずShopifyの予約販売の仕組みとメリットについて紹介します。

予約販売の仕組み

予約販売とは、まだ発売されていない商品または在庫切れの商品を注文することを指します。

予約販売を行うことにより、商品に対する顧客の期待感を高めたり、商品の需要を把握してマーケティング戦略に活用したりすることができます。

また、予約販売の設定に応じて、商品注文時点で支払金額を全額または一部を回収することや、確実に商品を確保してから後日回収することもできます。

予約販売のメリット

予約販売のメリットとして、以下が挙げられます。

  • 購入機会の損失防止
  • 顧客ニーズを把握して売上に繋げるプロモーションができる
  • 在庫を抱えるリスクを軽減できる

購入機会の損失防止

商品が在庫切れになった場合、予約販売ができないと商品は入荷されるまで販売できなくなります。そのため、購入を考えていた顧客の購入機会を逃してしまう恐れがあります。

購入機会を逃すと、顧客の購入意欲がなくなってしまったり、競合店に流れてしまっていたりすることがあります。そのため、予約販売を行うことにより、販促活動を止めずに商品の露出機会を増やすことがきます。

顧客ニーズを把握して売上に繋げるプロモーションができる

予約販売を導入することで、顧客ニーズの把握とプロモーション戦略を立てることができます。

予約されているデータから、商品に対する顧客の期待感やどのような商品を求めているのかを測ることができます。

その結果をもとに、売上に繋げていくためのキャンペーン施策や今後の商品開発に役立てることができます。

在庫を抱えるリスクを軽減できる

予約販売を導入することによって、在庫を抱えるリスクを軽減できます。事前に予約注文数を把握することができるため、仕入れ数を調整することができるからです。

これにより商品の売れ残りを防止でき、在庫を抱えるリスクを減らすことが可能となります。

Shopifyで予約販売を始める方法は2つ

Shopifyのデフォルト機能には、予約販売機能は実装されていません。そのため、以下の方法で実現することができます。

  • 予約販売機能が実装されたデザインテンプレートを導入する
  • 予約販売アプリを導入する

予約販売機能が実装されたデザインテンプレートを導入する

予約販売機能を搭載したデザインテンプレートを導入することにより、予約機能を利用できるようになります。

Shopifyには数多くのデザインテンプレート(Shopifyテーマ)が用意されており、その中に予約販売機能を搭載したテンプレートも用意されているため、その中からストアのニーズに合うものを反映させましょう。

選んだテンプレートによって、ストアのデザインとマッチしないものもあるため、反映する際にはデザインに影響を及ぼさないか確認しておきましょう。

予約販売アプリを導入する

予約販売アプリを導入することによって、予約機能を利用できるようになります

Shopifyには機能を拡張するためのツールが数多く用意されており、それらは全てShopifyアプリストアで見つけることができます。

アプリはテンプレートと異なり、機能を拡張することを目的として作られているため、ストアのデザインに対して影響を及ぼすことがありません。

無料期間あり!Shopifyのおすすめ予約販売アプリ6選

Shopifyで予約販売設定を行えるアプリは下記の6つです。

  • 予約販売アプリ
  • Pre order now
  • PreOrder Now PreSale Wolf
  • Pre‑order Today
  • Globo Pre-Order-Preorder
  • タイムズアクト

予約販売アプリ

Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選_予約販売アプリ

公式:https://apps.shopify.com/shopify-application-112?locale=ja

株式会社ハシゴが2020年9月に公開した日本製の予約販売管理アプリです。

搭載されている機能はとてもシンプルで、商品管理に登録されている商品の予約商品設定 予約商品の購入ボタンのテキスト変更 の二つのみとなります。

料金プランは月額19.99ドルの有料プランのみですが、7日間の無料体験期間を設けているため、ストアのニーズにマッチするか検討することができます。

予約販売機能がどういうものかを体験したい方や、最低限の機能に絞って運用していきたい方におすすめするアプリです。

Pre order now

Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選_Pre order now

公式:https://apps.shopify.com/preorder-now?locale=ja

世界中のShopifyストアで使われている予約販売アプリのひとつです。

登録されている全ての商品に対して一括で予約商品設定ができたり、商品一覧に掲載している商品画像に予約販売専用のバッジを設定したり、より詳細な販売設定ができます。

また、予約販売パターンに応じて購入ボタンの表示変更ができるため、運用ルールに合わせた販売活動を行うことができるのがポイントです。

無料プラン、有料プランがそれぞれ用意されており、無料プランでは限られた機能しか利用できませんが、有料プランにすることで全ての機能が利用できるようになります

有料プランは月額19.95ドルとなりますが、その金額に見合うだけの価値を得られるでしょう。

14日間の無料体験期間があります。

PreOrder Now PreSale Wolf

Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選_PreOrder Now PreSale Wolf

公式:https://apps.shopify.com/preorder-manager-1?locale=ja

今回紹介するアプリの中で、最も簡易的に予約機能を追加できるアプリです

提供されている機能は以下のもののみです。

  • 商品の選択(単数・複数)
  • 予約販売パターンの選択
  • ボタンの文言設定

そして料金プランは無料プランのみとなっているため、かなりコストパフォーマンスに優れたアプリであるといえます。

できる限りシンプルで安く利用したい方におすすめです。

Pre‑order Today

Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選_Pre‑order Today

公式:https://apps.shopify.com/pre-order-today?locale=ja

アプリを立ち上げると専用の管理画面が開かれ、その画面上で予約販売の設定を行います。

基本的な予約販売設定の他に、ボタンデザインのカスタマイズや注文確認メールのテンプレート設定など、幅広い設定ができます。

また、管理画面内にアナリティクス画面を搭載しているため、商品の予約状況やオーダー情報を把握することができます

料金プランは無料プランと有料プランがあり、有料プランのグレードが上がると設定できる予約商品数が多くなります。

無料プランと有料プランは、設定できる商品数しか違いがないため、予約対象の商品が1件までなら無料プランで全ての機能が利用できます

14日間の無料体験期間があります。

Globo Pre-Order-Preorder

Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選_Globo Pre-Order-Preorder

公式:https://apps.shopify.com/pre-order-pro?locale=ja

基本的な予約販売機能を抑えながら、サードパーティ製のアプリケーションと統合できるのが他の予約販売アプリと大きく違うポイントです

また、商品詳細ページに予約終了日までのカウントダウンタイマーを表示できたり、入荷リクエスト機能を搭載していたりと、基本的な機能を補完するための機能が用意されています。

料金プランは無料プランと有料プランがあります。

有料プランになると先行販売できる商品数が増えます。また、予約販売する商品の割引や一部支払いも可能となるなど、売り上げ向上に繋がっていく機能が使用できるようになります

7日間の無料体験期間があります。

タイムズアクト

Shopifyの予約販売の仕組みと始め方は?無料で試せるおすすめアプリ6選_タイムズアクト

公式:https://apps.shopify.com/timesact-discount-pre-order?locale=ja

「Pre‑order Today」と同じように、アプリ専用の管理画面から予約販売の設定を行います。

他のアプリと異なり、近日公開予定の商品を掲載することができるため、利用者に対して新商品のプロモーションを行うことができるのは大きなポイントであるといえます。

料金プランは他のアプリと少し異なり、予約注文数や在庫制限数などを自分の裁量で変更することができ、その内容に応じて料金が発生します

事業者のニーズに合わせて、料金を設定できるのは魅力的です。

まとめ

Shopifyで予約販売機能を導入するための手段とおすすめのアプリ、予約販売の仕組みとメリットを紹介しました。

Shopifyの予約販売機能はアプリを利用することにより、簡単に導入することができます。条件次第では、無料アプリでも十分運用していくことが可能です。

また、各アプリには有料プランの内容を無料で体験できる期間を設けているので、その期間を活用してストアのニーズに合うアプリを探してみてはどうでしょう。

  • URLをコピーしました!
目次