- インスタグラムとShopifyを連携して宣伝効果を高め、Shopifyの商品をインスタグラムから購入でき販売拡大につながる。
- インスタグラムとの連携はShopifyのデフォルト機能でできるがFacebookアカウントも必要。
- インスタグラムの投稿と商品タグ付けを同時にできるPhotoHeroやストアに追加できるInstfeedや自社サイトと連動できるEmbedSocialなど便利なアプリがShopifyアプリストアに多数ある
Shopifyとインスタグラムと連携させることで、宣伝し購入する流れを作ることができます。
なぜ連携で宣伝や販売を期待できるのか、どのようにShopifyとインスタグラムのサイトを設定して連携するのか分かります。
Shopifyのapp storeアプリを使い、ワンランク上の便利な活用法をお伝えします。
Shopifyとインスタグラムを連携するメリット
Shopifyとインスタグラムを連携させるメリットは4つあります。
インスタグラムを活用している人が多い
Shopifyでネットショップを開設しても、客が来てくれなければ商品を購入してもらえません。
インスタグラムと連携させることで、インスタグラムのユーザーにネットショップを知ってもらう場所を作ることができます。
インスタグラムは国内のユーザー数が3,300万人いると言われています。
ユーザー数の多いインスタグラムは商品の絶好の宣伝場所となります。
商品の詳細がすぐに分かる
インスタグラムは写真や動画を投稿するSNSです。
商品の写真とともに情報や価格を記載すると、ユーザーは商品の詳細情報をすぐに確認できます。
投稿画像から商品のビジュアルを知り、詳細情報を知ることで購買意欲を高めることができます。
インスタグラムの投稿から商品を購入できる
インスタグラムに商品の画像を投稿するときに「商品をタグ付け」を選択すると、インスタグラムの投稿からShopifyの商品ページに移動させることができます。
インスタグラムで良いと思った商品をすぐにショップで購入できる流れを作ることができるのは大きなメリットです。
コストも抑えられる
Shopifyでネットショップを開設し、宣伝しようと思うとコストがかかります。
Shopifyとインスタグラムを連携して、商品を発信することでコストをかけずに商品を宣伝することができます。
Shopifyとインスタグラムを連携する方法
Shopifyとインスタグラムを連携する方法についてお伝えします。
Shopifyとインスタグラムを連携する前に準備すること
Shopifyとインスタグラムを連携するためには、事前に準備が必要です。
どのような準備が必要か見てみましょう。
インスタグラムで販売できる商品か確認する
インスタグラムでは販売できない商品があります。お酒、タバコ、サービス(無形商品)、定期便商品(サブスクリプション)、デジタルコンテンツなどです。
自分が販売している商品がインスタグラムで販売できる商品か確認が必要です。
規約を守っているか
インスタグラムの規約を守っているか確認する必要があります。規約に違反した場合はコンテンツの削除などの措置が取られる可能性があるので注意が必要です。
連携に必要なものを揃える
連携に必要なものは3つあります。
- インスタグラムのアカウント(個人アカウントではなく、ビジネスアカウントが必要)
- Facebookアカウント
- Shopifyアカウント
以上で、Shopifyとインスタグラムを連携する準備ができました。
Shopifyとインスタグラムを連携する
Shopifyとインスタグラムを連携するには5つの手順が必要です。
Shopifyの販売チャンネルにFacebookを加える
Shopifyの管理画面の左側にある、メニューの「販売チャンネル」の「+」ボタンをクリックします。
表示された追加画面のインスタグラムとFacebookの「+」をクリックします。
以上でShopifyの販売チャンネルにインスタグラムとFacebookを追加できました。
インスタグラムショッピングを設定する
Shopifyの左側のメニューの「販売チャンネル」下に「Facebook」の表示をクリック→「Instagramでの商品の販売」の「設定を開始」をクリックします。
Facebookアカウントの連携、Facebookページの連携、共有の設定などの登録ができます。
さらに、Facebookページとビジネス用インスタグラムアカウントの連携作業を行います。
必要な項目の入力を行い、「審査をリクエストする」をクリックし、審査を待ちます。
審査は24〜48時間かかるため、しばらく待つ必要があります。
ウェブサイトのドメイン認証
審査が完了すると、ウェブサイトのドメイン認証がメールで通知されます。
メール内の「ウェブサイトを認証」をクリックします。
画面上に未認証のウェブサイトURLが表示されるため、今回連携したいページのURLをクリックします。
「このメタタグ、あなたのドメインホームページ(XXX)のHTLMの<Head>セクションに追加してください」の部分に書かれている<meta name=”XXX”>をコピーします。
Shopifyの管理画面に戻り、「オンラインストア」下の「テーマ」→「ライブテーマ」→「アクション」をクリックし、「コードを編集する」をクリックします。
「Layout」→「theme.liquid」を選択します。
「</head>」のすぐ上にコピーしたURLを追加します。
コードを貼り付けたら、Facebookのページに戻って「認証する」をクリックし、認証を完了します。
インスタグラム上でショッピングの設定をする
インスタグラムの「設定」→「ビジネス」→「Instagramショッピングを設定する」をクリックします。
「利用規約に同意」をクリックすると、インスタグラムショッピングの利用が承認されます。
次に、「設定」→「ビジネス」→「ショッピング」→「商品」をクリックし、商品カタログを選択します。
Shopifyで掲載している商品がインスタグラムで利用できるようになりました。
商品をインスタグラムで投稿するときに、商品を「タグ付け」すれば、完了です!
Shopifyとインスタグラムを連携に便利なアプリ3選
Shopifyとインスタグラムを連携させ、Shopifyの商品を宣伝し、購入まで導く動線ができました。
さらに、Shopifyとインスタグラムの連携を加速させる、便利なアプリを紹介します。
アプリはShopifyのapp storeからShopifyへアプリを追加します。
EmbedSocial
https://apps.shopify.com/embedreviews?locale=ja
インスタグラムなどのSNSへの投稿を自社サイトに埋め込むためのツールです。
EmbedSocialを使用すると、インスタグラムへ投稿すると自社サイトも自動的に更新されます。
有料のアプリですが、インスタグラムの画面をそのまま自社サイトへ埋め込み、更新も反映される便利なアプリです。
Instfeed
https://apps.shopify.com/instafeed?locale=ja
インスタグラムの投稿をShopifyストアへ挿入することができるアプリです。
インスタグラムの投稿をShopifyストア上でどのように表示させるかカスタマイズも可能です。
無料プランでレスポンシブ(PC表示とスマホ表示の切り替え)にも対応しています。
有料プランもありますが、一通りの機能は無料プランで利用可能です。
PhotoHero
https://storehero.io/ja/shopify/photohero-release/
インスタグラムへの投稿を簡単にし、インスタグラムへ投稿する写真へ商品を簡単に紐付けられるアプリです。
PhotoHero画面で写真を選択し、商品を紐付け(複数選択可)します。
「Save」すると、インスタグラム画面に投稿され、ページ内に商品が表されます。
インスタグラムへの写真の投稿と商品の紐付けが簡単にできる、便利なアプリです。
まとめ
今回はShopifyとインスタグラムを連携するメリットについてお伝えしました。
Shopifyでネットショップを開設するなら、インスタグラムと連携することで宣伝効果が期待できることや、販売を促進することができることをお伝えしました。
Shopifyとインスタグラムを連携し、購入への導線を気づかれることをお勧めします。