CTAが簡単に設置・管理できる!WordPressのおすすめプラグイン「WordPress Calls to Action」と「WPi Designer Button」
前回までの記事で、CTAの基礎から、重要性や事例について解説してきました。
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サイトやランディングページでは、ユーザーのアクションを誘導するCTAの改善が必須と説明しましたが、CTAを作成、検証するには様々な知識が必要になります。
しかし、Wordpressで作成されたサイトであれば、プラグインを利用できるためCTAの設置も楽々です。
プラグインによっては、CTAの作成からABテストまでWordpressの管理画面で設定管理できる機能も備わっているので、活用しない手はないでしょう。
目次
CTAが設置できる2つのプラグイン
それでは早速、CTAが簡単に設置できるWordPressプラグインを2つ紹介します。
WordPress Calls to Action
特徴
WordPress Calls to Action — WordPress Plugins
CTAが設置できるプラグインとして有名な「WordPress Calls to Action」。国内外のさまざまなサイトで利用されています。
CTAを一から作るのは手間ですが、このプラグインを使えば簡単にCTAの作成と設置ができます。
既成のテンプレートも用意されているので、ビギナーにもおすすめ。
また、「WordPress Calls to Action」は、インバウンドマーケティングで活用されることを念頭に作られているため、マーケティング運用にまつわる機能がいくつか備わっています。
例えば、設置したCTAからのコンバージョンを、管理画面からモニターすることができ、A/Bテスト(スプリットテスト)機能も備わっているので、CTAの改善にも役立つでしょう。
使い方
「WordPress Calls to Action」の使い方です。
プラグインをインストール・有効化したら、管理画面の左側のメニューから「Call To Action」を
クリックしてください。プラグインの設定画面が表示されます。
「Call To Action」の一覧ページが表示され、サンプルのCTAがありますが、今回は新規テンプレートからCTAを作っていきます。
画面上の「Add New」ボタンをクリックして、CTAの作成画面に移動してください。
「Select Your Call to Action Template!(テンプレートを選んでください)」とあるので、
右側の「Clean CTA」を選んでみましょう。
「Name New Call to Action」とあるので、CTAの名前を入力して「Create Call to Action」
をクリックして保存します。
保存と同時に詳細画面に遷移しますので、この画面でCTAの情報を入力していきましょう。
設定後、右側の「公開」ボタンを押してから、画面上の「投稿を表示」をクリック。
作成したCTAをプレビューで見てみましょう。
テンプレートのままなので、文字が英語だったり文字色が被っていますが、しっかりとしたデザインのCTAが作成されていますね。
投稿や固定ページへの挿入は、詳細画面のVariation Shortcode:に記載されているショートコードで簡単に設定できます。
Webマーケティング機能も充実!
「WordPress Calls to Action」の特徴として、CTAの一覧画面から作成したCTAをモニターをすることもできます。
設定したCTAが一覧化され、さらにアクセスやコンバージョンなどの数値も見られます。
さらに、ABテスト等も管理画面上で設定、管理できるすぐれものです。
WPi Designer Button
特徴
WPi Designer Button — WordPress Plugins
「WPi Designer Button」は、CTAで使えるボタン素材が作成できるシンプルなプラグイン。
「WordPress Calls to Action」のようなモニター機能やA/Bテスト機能は備わっていませんが、CTA要素のみ作成したい時には便利です。
テンプレートもプリセットされていますし、デザインも細かいところまでこだわって作ることが可能です。
使い方
使い方を見ていきましょう。
「WPi Designer Button」をインストールしたら、管理画面に「WPi」というメニューが表示されます。
その中から「Call To Action」というサブメニューを選んでください。
「Call To Action」という画面に遷移しますので、画面上の「新規追加」をクリックします。
「新規投稿を追加」となっていて少しわかりにくいですが、CTAの新規作成画面です。
画面の上にプレビューが、下に設定・編集エリアが表示されていますので、
名称や設定、デザインの指定をしたのち、画面右側の「公開」を押せば保存できます。
かなり細かいデザイン設定ができるため、右下にあるPresetsからテンプレートを選んで、
それを元にCTAを作成するのがおすすめです。
作成したCTAを設置するには、先ほどの作成画面の左下の★マークの横に、
半角括弧で囲まれたショートコードがありますので、固定ページや投稿に貼りつければOK。
こんな感じのCTAが簡単に作成・設置できます。
あとがき
CTAが簡単に設置できるWordPressプラグインを2つご紹介しました。
設定画面が英語なのですが、CTAを作成するだけなら問題ないでしょう。
今回は取り上げていませんが、はじめからCTA機能が備わっているテーマもありますので、
Wordpressのプラグインやテーマを活用して、効率的にCTAの運用や改善に取り組んでいただければと思います。