【表で比較】Shopify・BASE・STORESの違いは?【料金・機能・手数料】

【表で比較】Shopify・BASE・STORESの違いは?【料金・機能・手数料】
この記事の要点
  • 事業を拡大していく人は高機能で大規模サーバーのShopifyがおすすめ。
  • コストをかけずに低リスクでネットショップを始めたい人はBASEがおすすめ。
  • Shopify・BASE・STORESの初期費用、月額費用、決済手数料など必要なコストが分かる。

ネットショップをできるだけコストをかけずに簡単に作りたい、そんな期待に応えるのが3つのサービス、Shopify・BASE・STORESです。

3つのネットショップ制作サービスですが、目的や活用法によって違いがあります。

自分に合ったサービスを使うことで、成長するネットショップを作ることができます。

目次

【比較表】Shopify・BASE・STORESの機能や料金、手数料の違い

まずは、機能、料金、手数料の比較を表にしました。

ShopifyBASESTORES
ベーシックスタンダードプレミアムスタンダードグロースプランフリースタンダード
特徴ネットショップを始めるための基本的な機能が全て揃っている。ネットショップを複数の人で管理・運用することが可能。取引手数料が安いため、大規模な販売に向いている。高度なレポート機能があり、流入経路やリスクのあるお客を分析できる。グロースプランと機能は変わり無し。手数料は販売時のみ発生する。スタンダードプラント機能は変わり無し。決済定数量が安い。また、サービス利用料が月固定となる。販売されるまで料金がかからない。ほとんどの機能を使うことができる。ノーリスクで始めたい方はおすすめ。独自ドメイン、決済手段を変更する、動画の埋め込みなど、スタンダードプランのみ使用できる機能を使う場合お勧め。
初期費用無料無料無料無料無料無料無料
月額費用29米ドル79米ドル299米ドル無料5,980円無料2,178円
決済手数料3.4%〜4.15%※13.3%〜4.1%※13.25%〜4.05%※13.6%+40円2.9%5%3.6%
サービス手数料なし※2なし※2なし※23%なしなしなし
振込手数料なし※2なし※2なし※2250円250円275円275円
事務手数料2%1%0.50%振込金額2万円未満500円振込金額2万円未満500円1万円未満は275円1万円未満は275円

※1 Shopifyペイメント(クレジットカード)利用時
※2 Shopifyペイメント利用時

BASEとSTORESは無料で始められるプランがあり、低コスト・低リスクで始められます。
Shopifyは基本、月額利用料が発生します。
とにかく費用を抑えてスタートしたい場合は、BASEやSTORESを選択に含めることができます。

Shopify(ショッピファイ)の特徴と向いているケースは?

Shopifyはどのプランも月額利用料がかかるため、とにかく費用を抑えてノーリスクでネットショップを開設したい人向けではありません。

しかし、Shopifyが向いているケースがあります。

Shopifyが向いているケースや特徴を見てみましょう。

事業を拡大していく人にはShopifyがおすすめ

Shopifyには事業を拡大していくために活用できるさまざまな特徴があります。

そのいくつかを見てみましょう。

国内だけでなく海外に強い

Shopifyはさまざまな言語に対応し、通貨や海外発送にも対応しています。
全世界のさまざまな決済方法に対応しています。
販売を世界に広げても対応する力があります。

サーバーが強い

とても大きなサーバーのため、1分間に1万件以上の決済を処理できます。
アクセスが集中してもサーバーがダウンすることなく、販売を継続できる安心があります。

拡張性が高い

Shopifyは高度なカスタマイズを行うことができます。
FacebookやInstagramなどのSNSとも連携することができます。
Amazonや楽天などとも連携可能です。

Shopifyで作成したネットショップだけではなく、さまざまな連携や拡張を活用してショップの成長をサポートします。

アプリで機能を追加

Shopifyは6,000種類以上のアプリと連携しています。
アプリはShopifyのapp storeから簡単に追加することができます。
必要なアプリを追加することで、業務の効率化を実現できます。

料金

Shopifyの料金を表にまとめました。

Shopify
ベーシックスタンダードプレミアム
初期費用無料無料無料
月額費用29米ドル79米ドル299米ドル

ベーシックプランは月額料金が安い分、気軽にネットショップを始められるプランです。
Shopifyの高度な機能を使いつつ、低料金でネットショップを始めたい方におすすめです。

決済手数料(入金サイクル・決済対応)
Shopify
ベーシックスタンダードプレミアム
決済手数料3.4%〜4.15%※13.3%〜4.1%※13.25%〜4.05%※1
振込手数料なし※2なし※2なし※2
事務手数料2%1%0.50%

※1 Shopifyペイメント(クレジットカード)利用時
※2 Shopifyペイメント利用時

決済手数料はクレジットカードの種類などで手数料が異なります。
Shopifyペイメントでは使用できないクレジットカードがありますが、Shopifyペイメント以外の決済にすることで使用できるクレジットカードが増えます。
携帯電話のキャリア決済やコンビニ払いなどの決済も選択できます。

Shopifyの入金サイクル

ShopifyはShopifyペイメントで決済された売り上げは、翌週の金曜日に入金されます。
月曜日に売り上げた場合は11日後、日曜日に売り上げた金額は5日後に入金されます。
売上金額の入金の速さもBASE、STORESと比べて一番速いです。

BASE(ベイス)の特徴と向いているケースは?

続いてBASEの特徴と向いているケースについてお伝えします。

初期費用0円でECサイトを始めたい人におすすめ

BASEはスタンダードプランを選択することで、初期費用、月額費用0円からECサイト(ネットショップ)を始められるので、コストがかからずリスクも少なく安心です。
さらに、BASEのスタンダードプランは無料ながら有料プランとほとんど同じ機能を利用することができるのでおすすめです。

とにかくコストをかけずにECサイトを始めたい方はBASEを選択できます。

料金

BASEの料金は下記の通りです。

BASE
スタンダードグロースプラン
初期費用無料無料
月額費用無料5,980円

スタンダードプランなら初期費用、月額費用が無料で始められます。

決済手数料(入金サイクル・決済対応)

BASEの決済手数料を表にまとめました。

BASE
スタンダードグロースプラン
初期費用無料無料
月額費用無料5,980円
決済手数料3.6%+40円2.9%
サービス手数料3%なし
振込手数料250円250円
事務手数料振込金額2万円未満500円振込金額2万円未満500円

グロースプランの場合、決済手数料は2.9%のみですが、スタンダードプランは3.6%+40円+3%になります。
販売が拡大してきたら、グロースプランへ切り替えることで手数料を減らすことができます。
決済方法も、コンビニ、銀行振込、クレジットカード、キャリア決済、PayPal、AmazonPay、後払いに対応しています。

入金サイクル

振込申請をした日から10営業日(土日祝を除く)で指定口座に振り込まれます。
Shopifyは申請しなくても振り込まれますが、BASEは申請が必要という点が異なります。

STORES(ストアーズ)の特徴と向いているケースは?

STORESはフリープランを選択すると、BASEと同じように初期費用・月額利用料が無料でネットショップを開設できます。

無料プランのデザインで個性を出したい人はSTORESがおすすめ

BASEとの違いは無料で使用できるテンプレート(デザイン)の数が違います。
BASEは11種類なのに対し、STORESは48種類が無料で使えます
とにかく安く始めたいけど、できるだけデザインの選択肢が欲しい人はSTORESがおすすめです。

料金

STORESの料金をまとめました。

STORES
フリースタンダード
初期費用無料無料
月額費用無料2,178円

月額無料で始められるので、低コスト・低リスクでネットショップを開設できます。

決済手数料(入金サイクル・決済対応)

STORESの決済手数料を表にしました。

STORES
フリースタンダード
決済手数料5%3.6%
振込手数料275円275円
事務手数料1万円未満は275円1万円未満は275円

売上金が10,000円未満の場合は、事務手数料が発生する。
STORESもさまざまな決済方法に対応しています。
BASEとの違いは、「楽天ペイ」や「代引き」に対応している点です。

手数料も安い

BASEのフリープランは商品が売れた時の手数料が6.8%+40円ですが、STORESは5%です。
STORESは月額料金でも販売手数料でも低コストでネットショップを始められます

入金サイクル

STORESの決済日は注文された日(オーダー日)になります。
オーダー発生の翌月末に口座へ売上が入金されます。
ただし、売上金が10,000円未満の場合、振込手数料275円にプラス事務手数料275円がかかるので注意が必要です。

まとめ

ShopifyとBASEの違いについてお伝えしました。
Shopifyは拡張性が高く、対応アプリも多く機能が追加でき、サーバーも強いため、事業を拡大していく人におすすめでした。
一方、BASEは初期費用、月額費用が必要ないプランがあり、有料プランと同じ機能が使えるため、とりあえずコストをかけずにネットショップを始めたい人におすすめでした。

これからネットショップを立ち上げたい人は、どちらのケースか検討し自分にあったネットショップを立ち上げてください。

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