- WordPressとShopifyを連携させると、WordPressのブログから直接販売が可能。
- WordPressとShopifyの連携は「購入ボタン」のコードをWordPressへ貼り付けるだけで可能。
- 連携後にAmazon Payが使用できないエラーが発生するため注意が必要。
WordPressで商品を紹介しても、Shopifyのショップへ行って購入しなければならない場合、ユーザーは手間に感じてしまうことでしょう。
WordPressとShopifyを連携して、WordPressから直接商品を購入してもらうことができます。
この記事では、連携するメリットや注意点について解説します。
ブログからも集客可能に!WordPressとShopifyを連携するメリット
WordPressとShopifyを連携するとどのようなメリットがあるでしょうか。
連携するメリットを2つお伝えします。
ブログから購入できる
WordPressでブログや情報を発信しているなら、Shopifyと連携することで、WordPressから直接商品を購入してもらえます。
連携しないと、WordPressのブログで商品を紹介しても、Shopifyサイトへ行く手間が発生します。
ちょっとした手間が商品購入を妨げます。
WordPressとShopifyを連携して、ブログの情報から直接商品を購入してもらうことで、ブログの読者を商品購入へ繋げることができます。
集客の窓口を増やせる
WordPressの記事が検索で上位に表示されれば、そこから商品の購入へと繋げていくことができます。
WordPressで商品に関係しそうな記事を書き、検索で上位に表示させることができれば宣伝効果を期待できます。
Shopifyで「手作り小物」を売っているとしましょう。
WordPressで「布 手作り小物」の記事を書き検索で上位に表示できれば、商品の宣伝を行うことができます。
ShopifyとWordPressの連携方法
ここからはShopifyとWordPressを連携する方法をお伝えします。
すでにShopifyでネットショップが開設されていて、決済設定や配送設定などの初期設定が終わっているという前提で連携方法を解説します。
商品をShopifyに追加
管理画面の左メニューの「商品管理」―「すべての商品」をクリックします。
「商品を追加する」ボタンをクリック。
商品編集画面で、商品名、商品説明など必要な商品情報を登録します。
「購入ボタン」のコードの表示
管理画面の左メニューの「販売チャンネル」の「+」をクリックし、「購入ボタン」の「+」をクリックします。
画面左の「Buy Button」をクリックし、「購入ボタンを作成する」をクリックします。
ボタンタイプは、「商品購入ボタン」か「コレクション購入ボタン」のどちらかをクリックします。
「カスタマイズ」画面では、デザインや機能の設定が行えます。
「埋め込み用のコード」が生成されるため、「コードをコピーする」ボタンをクリックしてコピーします。
ボタンコードをWordPressへ追加する
コピーしたコードをWordPressへ貼り付けすると、「購入ボタン」が設置され、商品の購入が可能になります。
具体的には、WordPressで「購入ボタン」を設置したいページのコードを表示し、その部分へShopifyでコピーしたコードを貼り付けることで、任意の場所へ「購入ボタン」を表示させることができます。
同一ドメインではない?実際に商品を販売する前の注意点
WordPressサイトとShopifyのネットショップはドメイン(URL内にあるサイト名の部分)が同じではありません。
WordPressへ埋め込んだ「購入ボタン」はもともとのShopifyサイトとは別ドメインとして認識されてしまいます。
別ドメインと認識されると、Amazon Pay使用時にエラーが発生してしまいます。
同一ドメインではない場合でも、Amazon Payが使用できるように対策し、エラーを回避できます。
WordPressへ「購入ボタン」を追加した場合は、エラーが発生するか確認し対策を講じることで、スムーズに商品の購入へと繋げていくことができるでしょう。
まとめ
WordPressでブログを行っているなら、既存の読者に商品をアピールすることができます。
WordPressとShopifyを連携させるなら、ブログから直接商品を購入してもらうこともできます。
連携後にエラーが発生しないか確認し、エラーがあるなら対策を講じることで、商品をスムーズに購入してもらうことができます。
WordPressとShopifyを連携させることで、商品を効率よく宣伝し、購入へ繋げることができるでしょう。